令和7年度「ドコモ四国 土佐・いの 元気の森」の森づくり活動を実施しました

11月8日、(株)ドコモCS四国高知支店と町が締結した「ドコモ四国 土佐・いの 元気の森」実施に係る協定に基づき、波川の町有林において、(株)ドコモCS四国高知支店の関係者の皆さんが今年で21年目となる森づくり活動を実施しました。

森林政策課の担当者も合わせて総勢33名での活動となりました。


「ドコモ四国 土佐・いの 元気の森」は、環境省が推進する「30by30(※)」目標達成に向けた「自然共生サイト」に9月16日付で認定されました。当日は同サイトの登録に携わったホールアース自然学校の松尾様から、「元気の森」の現状や今後の取組の方向性についての説明や高知大学名誉教授の石川先生から、高知県と「元気の森」周辺の森林、里山の特徴や生活との関わりについてお話しいただき、参加者の皆さんは興味深そうに聞いていました。

その後、林道に移動し、スコップや竹ぼうきを使って側溝や林道の清掃に汗を流しました。作業後にはきれいになった林道を歩きながら達成感を噛みしめている様子でした。


午後は「自然共生サイト」に認定されたフジツツジの保全エリアの整備を実施しました。普段使い慣れていない鋸や鎌で少しずつフジツツジの成長を妨げる植物を取り除きました。特に斜面から垂れ下がったシダを刈るために使用した柄の長い鎌の扱いには苦労しているようでした。3月の活動以降大きく成長したフジツツジに成果を感じながら、和気あいあいと作業を進めていました。

少し汗ばむ陽気でしたが、秋晴れの下での活動を通じて、いの町の自然を満喫していただけたのではないでしょうか。


  • 「30by30」とは2022年12月に開催されたCOP15にて世界目標として採択された「2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保存する」と定めた目標のこと。日本の国土の30%を対象区域にすることを目指しています。

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