文化財建造物等における火気管理の徹底について

令和5年3月30日、安田町において町指定文化財である建物が火災により全焼する事案が発生しました。

文化財は、火災等によりいったん滅失毀損すれば、再び回復することが不可能なかけがえのない国民全体の財産であり、その保存上、適切な管理を図るため、格段の努力が求められているものです。

文化財の所有者、管理者だけでなく、地域の皆様におかれましても、下記のことにご留意のうえ、連携・協力しながら防火・防災対策に取り組んでいただきますようお願いします。

  • 文化財建造物の内部及び周辺での火気管理を徹底してください。
  • 防火対策の状況を確認し、必要に応じた対応策を講じてください。
  • 火災発生時の初期対応(通報、初期消火等)並びに延焼防止策などを確実に実施できるように、訓練の実施や防火設備の点検、初期対応の体制を確認してください。
  • 日頃から、地元消防など関係機関との連携を密にし、必要に応じて地域住民等の協力を得るなど、防火、防犯体制の強化に努めてください。

関連情報

文化庁において、「国宝・重要文化財(建造物)等の防火対策ガイドライン」 や 「国宝・重要文化財(美術工芸品)を保管する博物館等の防火対策ガイドライン」が公表されています。平時における文化財の防災体制の整備や強化に取り組む際に役立つ内容となっていますので、幅広くご活用ください。

国宝・重要文化財(建造物)等の防火対策ガイドライン(PDF形式)

国宝・重要文化財(美術工芸品)を保管する博物館等の防火対策ガイドライン(PDF形式)


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