いの町の登録有形文化財
登録有形文化財とは、平成8(1996年)の文化財保護法改正により創設された文化財登録制度に基づき、文化財登録原簿に登録された有形文化財のことです。文部科学大臣が、国または地方公共団体の指定を受けていない有形文化財のうち、保存と活用が特に必要なものを文化財登録原簿に登録します。主に近代のものが登録されています。「登録有形文化財登録基準」によると、「建築物、土木構造物及びその他の工作物(重要文化財及び文化財保護法第九十八条第二項に規定する指定を地方公共団体が行っているものを除く。)のうち、原則として建設後五十年を経過し、かつ、次の各号の一に該当するもの
一 国土の歴史的景観に寄与しているもの
二 造形の模範となっているもの
三 再現することが容易でないもの」
とされています。いの町内には下記の3件があります。
●登録文化財(登録年月日は全て平成16年3月2日)
名称 | 構造及び形式 | 所在地 | 建設年代等 |
---|---|---|---|
高岩橋 | 鉄筋コンクリート造桁橋、橋長64.0m、幅員4.1m、1基 | いの町高岩 | 昭和3(1928)年 |
桑瀬神社本殿 | 木造平屋建、板葺、建築面積6.2㎡、1棟 | いの町桑瀬 | 明治初期/1868~1911年 |
山中家住宅主屋 | 木造2階建、瓦葺、建築面積190.0㎡、1棟 | いの町長沢 | 大正末期/1912~1925年 |
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