肥前産磁器(素地碗)
肥前産磁器(素地碗)
- 所在地
- 本川新郷土館
- 所有者
- 氷室番所跡 本川新郷土館
- 指定日
- 昭和57(1982)年8月1日
破片一。口の径が11.2㎝、口の縁に濃淡の二重界線があり、全体の色調が光沢のある透明です。内面にも点の染付があります。素地碗とは、色絵の前段階に口縁部に青い呉須で界線を巡らし焼き上げたものです。肥前では、色絵素地となる白磁製品が増加し始めるのが、くらわんか碗と同じ1650年代以降とされています。屋敷のうちで、板縁の西側に幅一間半の土間の片隅から出土しています。
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