肥前産陶胎染付碗
肥前産陶胎染付碗
- 所在地
- 本川新郷土館
- 所有者
- 氷室番所跡 本川新郷土館
- 指定日
- 昭和57(1982)年8月1日
破片一。屋敷のいろりがあった付近から出土した「肥前産陶胎染付碗」。江戸時代に庶民の雑記として肥前の波佐見地方で生産されたと考えられる通称「くらわんか碗」と呼ばれる碗です。陶胎染付の出現時期は、九州陶磁器の編年で1650年~1690年代に出現し、18世紀代に入ってから本格的に全国に流通し始めます。
この碗の出土から、氷室跡と伝承されている遺構は江戸時代でもその前半期のものであると推測することができます。
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