本川神楽

本川ほんがわ神楽かぐら

所在地
いの町本川地区内神社
所有者
本川神楽保存会
指定日
昭和55(1980)年1月28日

本川神楽は、昭和38(1963)年7月に高知県無形民俗文化財に指定されておりましたが、昭和55年1月28日付けで国の重要無形民俗文化財として指定されました。また、昭和48年11月5日に「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として選択されています。

四国の霊峰石鎚山麓の山里に、白い粉雪がちらちらと降り始めた冬祭りの鎮守の森に鳴り響くのが本川神楽であります。そして、仮面の神々が闇夜の中から舞いおりて、今もなお“夜神楽(よかぐら)”であります。

これまで貞享4(1687)年が本川神楽を知る年号でしたが、「本川村史」編さん事業を通じて、高橋氏が旧本川村中野川に落着した大永3(1523)年から本川神楽太鼓が鳴りはじめたことが明らかになりました。

毎年、11月に本川地区内の各神社の秋祭として夜神楽が行われていますが、その他にも7月「氷室まつり」、8月「吉野川源流本川まつり」、9月「高知城 秋のお城まつり」や「仁淀川 神楽と鮎と酒に酔う(隔年)」でもその踊りを見ることができます。また、2015年1月24日には国立劇場(東京)において、現在も実際に残っている夜神楽の代表として、「1月民俗芸能公演『土佐の神楽~山深き本川の地に伝わる夜神楽~』」と題して演舞します。



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