弥生式土器

弥生式やよいしき土器どき

所在地
いの町立本川新郷土館
所有者
鷹ノ巣山遺跡出土 本川新郷土館
指定日
昭和57(1982)年8月1日

高さ24㎝、口径15㎝、底面4㎝。

弥生時代中期末の素焼きで、黄褐色。

西日本最高標高1150mにある遺跡「鷹ノ巣山遺跡」から発掘された甕型土器。

弥生式土器は今から2200~1700年前に使われていた土器を指しますが、弥生時代中期末とは今から約1800年頃前にあたります。

鷹ノ巣遺跡は、旧本川村越裏門鷹ノ巣山四四林班は小班と呼ばれる国有林内にある遺跡で、弥生人の狩人キャンプ地遺跡でこの土器が発掘されました。土の中に底の方が5~10㎝埋まっていただけで、そのまま岩にたてかけたような状態で発見されたそうです。この土器は、我が国で水稲栽培の行われだしたはじめ頃に、食べ物を煮炊きするものとして使われていました。


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