令和7年度「伊野南中学校 山の学習」を行いました

6月23日、伊野南中学校の1年生16名の皆さんを対象に森林教室を実施し、森林の働きやいの町の森林の状況、森林整備の流れについて学んでもらいました。

森林の働きである水質浄化では水の循環についてクイズを交えて説明したところ、生徒からは「山と海って関係あるの?」、「川がたどり着くところは海だから」など生徒同士で意見交換をする場面もありました。また、風によって運ばれる樹木のタネの模型作りでは、折り方をお互いに確認しながら熱心に取り組んでいました。うまく回転しながら模型が飛んだときには、歓声が上がっていました。

森林整備についての学習では、チェーンソーでの伐倒映像や、昔の大きな鋸やチェーンソー等を見てもらいました。大きな鋸がどのように使われていたのか、チェーンソーの新型と旧型を見比べながら安全面の改良や軽量化について、皆さん興味深そうに聞いていました。また、安全防具の一つである防振手袋については、振動病の症状も交えながらの説明を受け、その必要性を実感していただけたのではないでしょうか。

最後は、丸太切り体験をしてもらいました。初めての体験で最初は力が入りすぎて引っかかったりしていましたが、コツをつかむとスムーズに切っていました。堅い節の部分に刃が当たってしまった時は、生徒同士応援し合って最後まで切ることができました。
今回の学習が、森林の持つ働きや重要性、林業の担う役割を学ぶきっかけになってもらえれば幸いです。
今回の学習が、森林の持つ働きや重要性、林業の担う役割を学ぶきっかけになってもらえれば幸いです。
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