いの町地震火災対策計画

いの町地震火災対策計画策定の目的

いの町では平成29年3月に「いの町地震火災対策計画」を策定しました。
南海トラフ地震が発生すると木造住宅密集地域において、同時多発な火災の発生や道路が通行できないことによる火災現場への到着の遅れ、さらには、水道の断水により消火栓が使用できないことによる消防水利の不足などにより、火災が燃え拡がり大きな被害を引き起こすことが懸念されます。
こうした事態を回避するには、街路の整備や沿道建築物の不燃化等による延焼の遮断や公園などのオープンスペースの確保といった長期的な対策により、火災に強いまちづくりを進めることが基本となります。
しかし、こうしたハード対策は長期間を要するため、住民自ら、または地域で協力して火災を防ぐとともに安全に避難するなど、命を守るために今すぐにでも行える取り組みを進めることが必要となります。
いの町地震火災対策計画は、南海トラフ地震発生時に想定される「地震火災」による人的被害の軽減を図ることを目的に、まずは、個人の家から火を出さないための「出火防止」、出火しても個人による初期消火や地域による消火により火災の拡大を防ぐ「延焼防止」、さらに、延焼が拡大した場合でも命を守るための「安全な避難」の3つの視点から、いの町と住民・地域、事業者が事前に取り組むべき具体的な対策と取り組みの進め方を示すものです。
それぞれが対策に取り組むことで、地震時の大規模火災による人的被害の軽減のみならず、平時から火災に強い地域づくりを目指します。

いの町地震火災対策計画重点推進地区

「高知県地震火災対策指針」では以下の地域を、地震火災対策重点推進地区として指定しています。

いの町重点推進地区
羽根町 大国町 西町 西地 公園町
幸町 元町 旭町 本町 大和町 加茂
柳町 内野 菊楽 東町 新町 北山
駅前町 (天神町、駅東町)の一部

いの町重点推進地区詳細図


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