いの町再生可能エネルギー促進区域の設定等に向けたゾーニング事業による ゾーニングマップの公表
ゾーニングの目的及び必要性
ゾーニングは、策定した再エネ導入目標に基づき再エネ電源等を円滑に導入するために促進区域等を設定し、事業者参入の障壁を低くするとともに、重要な動植物等の自然環境を保全することを目的としています。
促進区域等の設定により円滑な再エネ導入が図られ、建設及び維持管理の各ステップでの地域経済の活性化、雇用機会の増加による町外労働・県外への若年層の流出防止、少子高齢化の防止等の効果が期待されます。
また、保全区域の設定により、乱開発防止、重要な自然環境の保全、周辺住民の生活環境の保全、観光資源の保全等の効果も期待されます。
ゾーニングの方法について
対象とする再エネ種は、太陽光、風力、木質バイオマス、小水力の4種とし、ゾーニングマップ作成は町全域を対象とし、エリア区分は「保全エリア、調整エリア及び促進エリア」の3種類としています。
促進エリア等の設定に当たっては、「地方公共団体実行計画(区域施策編)策定・実施マニュアル(地域脱炭素化促進事業編)」(令和5年 環境省)等を参考としました。
ゾーニングに当たっては、国の環境保全に係る基準(促進区域設定に係る環境省令)に基づき、高知県が定めた「高知県促進区域の設定に関する環境配慮基準」(令和5年 高知県)との整合が図れるよう、県と協議しながら事業を進めました。さらに、ゾーニングマップの作成に当たっての意見聴取を行う手法として、令和4年8月に設置した「いの町地球温暖化対策推進実行計画協議会」において再エネ促進エリアの設定等について議論するとともに、住民アンケート及び意見聴取のための住民説明会を行いました。
ゾーニングマップ作成事業にかかるパブリックコメントの募集
令和6年度に実施し作成しましたゾーニングマップ及び事業概要をホームページに掲載し、意見を募集しました。募集内容及び意見、意見への回答、ゾーニングマップの修正内容は下記のとおりです。
意見募集期間:令和7年6月6日(金)~令和7年6月20日(金)
募集内容 :ゾーニングマップ(案)及び事業概要(PDF形式)
結果公表 :質問内容に対する町の考え方及び修正内容(PDF形式)
ゾーニングマップ及び環境配慮事項
パブリックコメントを反映したゾーニングマップ及び環境配慮事項について下記のとおり公開します。
併せて、修正後の保全すべき自然的条件及び考慮すべき社会的条件を踏まえた既存情報と、保全すべき自然的条件及び考慮すべき社会的条件を踏まえた既存情報に関する再エネ種毎のエリア区分についても掲載します。
保全すべき自然的条件及び考慮すべき社会的条件を踏まえた既存情報と、保全すべき自然的条件及び考慮すべき社会的条件を踏まえた既存情報に関する再エネ種毎のエリア区分(PDF形式)