いの町宇治川洪水・土砂ハザードマップについて

宇治川最大規模想定について

国土交通省及び高知県は、平成29年10月に最大規模の降雨による宇治川浸水想定区域等を指定しました。これは平成27年の水防法一部改定を受け、指定したものです。

想定最大規模の降雨は、1時間雨量163mm、24時間雨量1,176mmで計算しており、概ね1000年に1回程度発生する恐れがあるものです。

宇治川浸水想定区域

宇治川浸水想定区域は、平成29年10月時点の宇治川の河道の整備状況を勘案して、宇治川が氾濫した場合に想定される浸水の状況をシミュレーションにより求めたものです。
一般に浸水深が歩ける深さ(成人男性で約70cm、成人女性で約50cm)を超える場合は、無理に移動せず、高い場所で救助を待ちましょう。

早期立ち退き避難が必要な区域

早期立ち退きが必要な区域として、家屋倒壊等氾濫想定区域を表示しています。
家屋倒壊等氾濫想定区域では、堤防決壊に伴う氾濫流や河岸浸食により木造家屋は倒壊の恐れが高くなるため、早期の立ち退き避難が必要となります。
ただし、夜間や避難路が水没している場合など、外出が危険な場合に無理な避難行動は危険ですので、切迫した状況では、屋内の2階以上に垂直避難してください。

洪水氾濫

流速・浸水深から流体力を計算し、倒壊および滑動の可能性について評価しました。
木造家屋が倒壊するような堤防決壊等に伴う氾濫流が発生するおそれがあることから、早期の立ち退き避難が必要です。

河岸浸食

家屋本体の構造に関係なく、家屋の基礎を支える地盤の流出の可能性がある地域を評価しました。
家屋が倒壊するような河岸浸食の発生するおそれがあることから、早期の立ち退き避難が必要です。

家屋が水没するおそれのある区域

一般的な木造2階建て建物の高さ(5m)を基準に水没の可能性を評価しました。
最上階天井まで浸水するおそれがあることから、早期の立ち退き避難が必要です。
※浸水深が5m以上の区域はありません。

洪水浸水継続時間

洪水浸水継続時間は、想定最大規模の降雨に伴う洪水時に宇治川が氾濫した場合、避難が困難となる50cmの浸水深を上回る時間が継続する目安を示しています。

浸水継続時間が長い地域は、屋内安全確保(垂直避難)により命が守れた場合でも、長期間にわたり家から出ることができない場合がありますので、早期の立ち退き避難や、各家庭での備えが必要となります。

いの町宇治川洪水・土砂ハザードマップ

いの町宇治川洪水・土砂ハザードマップ(PDF形式/7MB)


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