第18回「いの町 太陽が育む森」交流活動を行いました

太陽石油株式会社、高知中央森林組合、高知県及び町が締結した協働の森づくり事業パートナーズ協定に基づき、4月19日、「グリーン・パークほどの」において、太陽石油株式会社新入社員の方など55名が参加して交流活動を行いました。

午前中の間伐体験では、高知中央森林組合の方の指導もと手鋸による伐倒作業を行いました。「斜めに切るの難しい」や「頑張れ、もうちょっと」と声を掛け合いながら不慣れな作業に取り組んでいました。切り倒した後には、皆さんの顔に笑顔があふれていました。

午後は、3班に分かれて体験学習を行いました。バウムクーヘン作りでは、回し棒に生地をまとわせながら炭火の上でくるくると焼いていきます。はじめは生地の量や焼き方がうまくいかず、生地が垂れたり、火に近づけすぎて炭がついたりしたようですが、完成品をみんなでおいしそうに食べながら体験を振り返っていました。

木工教室では、かんなくずを使ったランプシェード作りに挑戦しました。膨らませた風船を型にして、かんなくずを貼り合わせていき、最後に中の風船を取り出して完成です。かんなくず同士を貼り合わせるつもりが風船に貼り付けてしまうなど、皆さん苦労されていました。完成品はそれぞれの個性が光った作品となり、室内を暗くして実際に使ってみるとやわらかい灯となり雰囲気がとても良いものとなりました。


チェーンソー体験では、林業の現場で実際に使用する安全防具を身につけて、高知中央森林組合の方の説明を受けながら慎重にチェーンソーを操作しました。はじめに横に倒した丸太で練習をし、次にスウェーデントーチ作りに挑戦しました。スウェーデントーチでマシュマロを焼いたりコーヒー用のお湯を沸かしました。マシュマロを火に近づけすぎて焦がしてしまった人もいたようですが、皆さんとても楽しんでいただけたようです。
当日は天候にも恵まれ汗ばむほどの陽気となりましたが、新緑まぶしい程野での体験をとおして森林・林業の大切さを感じていただけたのではないでしょうか。

このページを印刷する
前のページ戻る

このページに記載されている内容についてのお問い合わせ

森林政策課

開庁日は、月曜日から金曜日(祝日および12月29日から1月3日を除く)です。
お電話でのお問い合わせは、午前8時30分から午後5時15分までの間にお願いします。