令和6年度「吾北中学校・山の学習(2回目)」を行いました

10月8日、吾北中学校の全校生徒23名を対象に、清水程野地区の町有林で間伐体験を行いました。

はじめに、森林整備の流れや間伐の必要性についての簡単な講話を聞いてもらいました。その後、ヘルメットと軍手を装着して、町有林に出発しました。


まず、生徒の皆さんは高知中央森林組合の方のお手本を見学した後に、班に分かれてそれぞれの区画に向かいました。


始めは選木からです。かかり木にならずに倒せる木はどれか、またどの方向に倒すべきかなど、みんなで相談しながら決めていました。

班で協力しながら、少しずつ伐っていきます。慣れない作業にすぐに疲れてしまったり、受け口を伐るときにうまく斜めに入らなかったり苦戦していましたが、大きな音を立てて木が地面に倒れると、歓声と拍手が起きました。


間伐体験の後は、チェーンソーでの丸太切り体験です。自分たちが伐った木をチェーンソーで玉切りしていきます。安全のため防護ズボンとフェイスカバー付きのヘルメットを装着しながらそれぞれの防具の役割や効果を説明してもらい、「授業で聞いた」や、イヤーマフを付けたときには「確かに聞こえにくい」との感想が聞かれました。また実際にチェーンソーを使ってみて思ったより体に振動が伝わること、音が大きいことに驚いた様子でした。


生徒の皆さんにとって、充実した体験になったようです。今日の体験をとおして森林の大切さや林業への理解を深めてもらえたのではないでしょうか。


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