日高村立日下小学校の3年生が森林環境学習と木工教室を行いました
10月4日、日高村立日下小学校の3年生28名が遠足で清水程野地区に来てくれました。
環境学習として清水程野の山中清光さん宅の茅葺き屋根の古民家を見学させていただきました。
始めに生徒の皆さんから「この家は何年前にできましたか?」や「昔の家の良い所はどこですか?」などのたくさんの質問があり、山中さんはひとつひとつ丁寧に説明してくれました。
質問の後には、今も使っている囲炉裏や、囲炉裏で使う火ばさみ、草を編んで作った「蓑(みの)」などを見学しました。皆さんとても楽しそうに触ったり、山中さんに「この道具は何?」と熱心に質問していました。
囲炉裏にあった火ばさみを持った生徒は「結構重い!」と驚いていました。
午後は間伐体験を予定していましたが、あいにくの雨で中止となってしまいましたので、森林生態学習館で木工教室と丸太切り体験を行いました。
丸太切り体験では、高知中央森林組合職員の皆さんの指導の下、鋸で切っていきます。刃が斜めになってしまったり、先生に手伝ってもらったり苦労しながらも頑張っていました。切った丸太は木工教室で使用しました。
木工教室では、松ぼっくりを使ってハリネズミやクリスマスツリーなど、思い思いに自分の作品を作りました。ツリーに見立てた松ぼっくりを丁寧に色づけたり、土台に白いフェルトを張って雪に見立てたりと、それぞれの創意工夫がこらされた作品になりました。
今回の体験が森林・林業への関心を高めるきっかけになったのではないでしょうか。
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