令和6年度「吾北中学校 山の学習」を行いました

5月9日、吾北中学校の生徒7名を対象に、森林教室と植樹体験を行いました。

森林教室では、町職員が森林の働きや森林整備の流れ、いの町の森林の状況などを間伐作業中の映像などを用いて説明を行いました。

森林教室の後は、清水程野地区に移動し、地域の方が所有する森林での植樹体験を行いました。

高知中央森林組合職員の皆さんの実演を見学後、それぞれ鍬くわで穴を掘り、ヒノキの苗木を植栽しました。穴を掘るときに地中に残っている細かい根っこが鍬くわに引っかかったり、きちんと植えたつもりでも苗を引くと簡単に抜けてしまったりと、初めて体験する作業に苦労している様子でした。

生徒の皆さんは高知中央森林組合職員の方へ、「もうちょっと掘った方がいい？」「かぶせる土はこのくらいで大丈夫？」などの質問をしながら、少しずつ植えるコツを覚えていっているようでした。短い時間でしたが、この「山の学習」を通して林業の大変さや森林の大切さを学んでいただけたのではないでしょうか。

最後になりましたが、所有する森林を体験の場としてご提供いただいた山中清光様に感謝申し上げます。