日高村立日下小学校の3年生が木工教室と森林環境学習を行いました

10月7日(金)、日高村立日下小学校の3年生20名が遠足で清水程野地区に来てくれました。当日はあいにくの雨により、予定していた間伐体験は中止となりましたが、木工教室と森林学習を行いました。


木工教室では児童が、松ぼっくりや木片を使ってハリネズミやクリスマスツリーなど、いろいろな作品を作ってもらいました。「犬を作りたいから耳を作りゆうけど三角がうまくできん。」「松ぼっくりをどうやって固定しよう。」など皆さん試行錯誤しながら自分の作品を作っていました。

丸太切り体験も行いました。最初は慣れない作業に苦戦していましたが、伐り終わると「やった、伐れた。」「楽しかった。」など、普段できない体験を楽しんでもらえたようです。また自分で切った丸太のかけらも木工教室の作品の一部として使用してもらいました。

午後からは、森林学習を行いました。山の手入れや森林の働きについて説明をしました。その中で植物の名前を当てるクイズをしたところ、皆さん積極的に手を挙げて答えてくれました。

また、クイズで出題した植物の枝を実際に触ってもらいました。スギや松の枝を触り「ちくちくする!」「とげが痛い」とこわごわ触れたり、クヌギの枝についているドングリの実をみて「この木は知っちゅう。」「ドングリや」と声を上げて楽しそうにしていました。

質問コーナーでは木の年齢について質問がありました。木の年輪の見方について説明を受けた児童たちは「今日伐った木は何歳やろ」「見てみる!」と興味津々でした。

今回の体験が森林・林業への関心を高めるきっかけになったのではないでしょうか。


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