日高村立日下小学校の3年生が程野で間伐体験

10月11日、日高村立日下小学校の3年生21名が一昨年、昨年に引き続き、今年も遠足で清水程野地区に来てくれました。

今年は、間伐体験の前に清水上分の山中清光さん宅の茅葺き住宅の見学をしました。
茅葺き屋根の破風板に[水]という文字が書かれています。防火のおまじないの意味があるそうです。

築130年以上の住宅で、囲炉裏や木製のそろばん、キビで作ったほうきや笠、みの等の道具が沢山あり、皆さん興味深そうに触れていました。

山中さん宅の敷地内に山からの水が流れてきているのを見つけると、早速飲んでいました。「おいしい」「水が甘い」と、大興奮でした。

納屋には、こうもりが寝ていました。山中さん曰く、「普段は居たり、居なかったり。」
この日は子ども達が来るのを待っていたかのようでした。

敷地内の蔵の大きな鍵に興味津々です。
山中さんに熱心に開け方を習っていました。昔の生活道具は普段ここに保管しているそうです。

午後からは、町有林での間伐体験です。
ヘルメット、軍手をつけて、皆さん準備はバッチリです。

高知中央森林組合の方に伐り方を教えてもらいながら、のこぎりを引きます。
なかなかうまくいかなくて、奮闘しています。

「難しい。」「全然伐れない」と言いながら協力して少しずつ鋸で伐っていきました。

皆さんからは、「これからも、自然を守るためにどうすればいいか勉強していきたい。」と頼もしい言葉も聞くことができました。
皆さんにとって、森林や林業、山での暮らしを学ぶ良い経験になったのではないでしょうか。

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