最終更新日:2024年3月27日

子育て日記

【二日間の実習を振り返って】
~高知学園短期大学看護学科3年生~
日時:平成26年10月16日・23日/11月13日・20日 8:30~17:30

< 参加者の声 >= 行事の感想などをご紹介 =
  • 私は今まで地域で暮らす母子と関わることがなく、ぐりぐら広場で初めて地域で暮らす母子の現状や悩みや課題を、実際に来所される母子との関わりの中から感じ、理解することができました。私がぐりぐら広場で感じたことは多いが、いつも感じていた「お母さんたちはすごい。」という想いを間主観的関わりの中から伝えれたら良かったなと思ったが、2日間という短い時間の中では難しく、反省点の一つとなりました。ぐりぐら広場におられる保育士さんは専門性が高く、感心することばかりで、本当に勉強になりました。ありがとうございました。
  • 一日の実習を行い、子どもとの関わりを通して、今回は、おままごとの場面で、どんなに自分がおもちゃを独り占めしても、自分より年下の子が入ってきたら、おもちゃを貸してあげて、『自分はこの子より年上だから優しくしてあげないといけないな』というところに気づけれている姿を見る事ができ、凄いなと思いました。また、片付けを行う場面で、機嫌が良い時は自分から片付けを行ってくれるけど、飽きたりしたら片付けをしなくなってしまい、声がけに困りましたが、無理に促すと、余計に行ってくれなくなるので、表情やタイミングを見る事の大切さや、無理に声がけをしない方法もあるのかなと考えました。
  • 2日間の実習を通して、ぐりぐらひろばという施設があるということを知り、また、この施設を利用するお母さんや子どもたちと関わることで、どういうことにお母さんは悩んでいるのかということを少しは学ぶことができたのではないかと思いました。2日間、お母さん、子どもたち、グーチョキーパーの方々、保育士さん達と関わることでたくさんの考えを知ることができ、こういう考え方や感じ方があるのだなということを知ることができました。異年齢の子ども達が同じ空間で過ごすことによって、上の子は下の子の見本となるように、また、下の子に気を配り仲良く皆で遊ぶ姿も見られました。ぐりぐらひろばで実習をさせてもらったことで、このような施設があるということを知り、まだまだ知っているお母さんは少ないと思います。一人で悩み苦しんだ結果、虐待ということにもつながっていくのではないかと考え、もっともっとたくさんの人に知ってもらえれば苦しんでいるお母さんは減るのではないかと思いました。これからの私たちには、一つの方法として情報を提供することができるのではないかと考えました。
  • 今回の実習は料理作りであり、どの母も包丁使いが手際よくて、日々料理をしているんだなと思った。これも当たり前ではなくて、母の頑張っている姿であったり、家でも料理しているんだという指標にもなってくると感じた。また、料理中は、子と母が離れて一階で子ども同士で楽しく遊んでいたが、ふっとしたときに母がいないことに不安になった子どもがいた。そして母の顔を見ると安心していた。こういったことからも母子関係が良好にいっていることが分かるし、母親の偉大さも感じた。今日は2回目ということもあり、以前いた子どもも覚えてくれていて、自ら寄ってきてくれたり、子どもの母とも以前とは違い、育児の大変さを聞くことができたり、ナースの先輩もいたのでプライベートな話をする事もできて良かった。ぐりぐらひろばは、母同士で情報交換を行ったり、栄養士に相談する光景がみられたり、子どもを見てくれる方がいたり、広々と安全に遊ぶことができる場があったり、母子にとってよりよい場になっていることをとても実感した。将来は私もこういった場を利用してみたいと思った。
  • 2日間、実習させていただきありがとうございました。たくさんの貴重な体験をさせていただきました。2日目は、特にお母さんの話を聞ける機会が多く、どのような悩みを抱えているのか、支援センターを利用している目的などを知ることができたし、今回は親子クッキングがあり、子どもさんのお世話をさせていただきました。このようなイベントは子どもも参加でき、手伝いの楽しさを学べる機会なので、いいなと思いました。
  • 子育てをする母親は、何らかの悩み(離乳食や子どもへの関わり方など)を持って子育てしていることを知った。その悩みやストレスを発散できる機会をより多く作ることが、私たち(看護職)の役割ではないかと感じた。それは、「今、困っていることはないですか。」といった一言に救われる母親が多くいる風に感じる。今後、看護師として、母親が抱える育児不安のはけ口でありたい。2日間ありがとうございました。
  • 今の社会は、地域の人との関わりが少なくない昔ほど地域で子育てに取り組んでいない結果、母親が子育て中心になっており、虐待のリスクも上がっているという話を違う講演で聞いた事があります。ぐりぐらさんでは、異年齢の子どもをもつ親が多くおり、違う母親が違う子どもをみたり、グーチョキパーさんが見たりと、ぐりぐらの場で地域子育てを提供できることで、お母さんの安らぐ場所やリラックスできる場所になっていると学ぶことができました。看護師を目指す中で地域支援センターのことを知ってもらえるよう、私自身も発信していきたいと思います。ありがとうございました。
  • ぐりぐらさんでは、異年齢の子どもたちが集まることができる場であり、遊びを通して優しさや社会のルールを学んでいっているんだな、と改めて感じることができた。また、子どもたちだけでなく母親同士が子育ての不安や悩みを話し合えて、日々のストレスが発散できる大切な場であることも学んだ。子どもたちと関わる時も、「支援する」という関わり方だけではなく、自分自身も楽しみながら遊んでいくという姿勢を大切にしていこうと思った。2日間本当にありがとうございました。
  • 2日間の実習を通して母子に対する支援の実際や、その結果、子ども達の心身の成長等を知ることができました。子育てをする母親は皆、不安を抱えているけれど、その不安に気づき、支援するためにはその母子の背景まで含めて見て、共感することが大事であることを学ぶことができました。共感はとても大きな支えであることを知って、私も看護師として、一人の人間として、不安や悩みを抱えている人に寄り添い共感し、「あなたは一人ではない。」ということを伝えることが何よりの支援であると感じた実習となりました。子どもたちと接することで、子どもたちそれぞれ異なった性格や成長の仕方等を身近で見て感じることができました。2日間、ご指導ありがとうございました。
  • 2日間、地域子育て支援センターでの実習を通して、私が一番印象に残ったことは、「親のイラだちの言葉を、職員さんが愛情の言葉に換えて子どもに伝えてあげる」という事です。これは看護師として働いていく上で、身につけていきたいことでもあり、病気のお子さんを看病する親は、やはり子ども中心の生活になってしまうし、息抜きもあまりできないと思うし、その中で子どもに厳しい言葉をかけることもよくあると思います。その時に、その裏側にある“本当の気持ち”をこちらが読み取り、伝え換えてあげる事がすごく大切になると実感しました。ありがとうございました。
  • 私はこの2日間の実習で、相手の気持ちを理解することや、くみ取ることの大切さを学ばせてもらいました。私が看護師を目指すきっかけとなったのが、小さいとき、医師という存在に圧迫感を感じ、病院自体に行くことが嫌だった私に、一人のナースが、「怖くないよ、大丈夫。」と頭をなでてくれたことがきっかけでした。その時、私は何も言ってないのに、こちらの気持ちをくみ取ってくれたことに嬉しく感じ、そこから自然とナースを目指すようになりました。しかし、相手の気持ちをくみ取ることはとても難しく、私も病院やこのぐりぐらでの実習で実感し、「どうしよう。」と思ったこともありましたが、これは今後のナースとして働いていく上でも大変重要なことであり、これからの人生にも生かしていけることだと思うので、この実習で学んだことをいつも念頭において日々過ごしていきたいなと思いました。

ぐりぐらひろばでは、みなさんから子育てに関する奮闘記、親ばか日記、エピソードや体験談などを募集しています。詳しくは、ぐりぐらひろば(088-892-3151)までお問合せください。