GIGAスクール構想の実現に向けた計画について
このたび、文部科学省の「GIGAスクール構想」※ により、小中学校の児童生徒に1人1台のタブレット端末が整備され、各教室でインターネットが利用できるようになります。
令和3年1月、国の中央教育審議会答申で「令和の日本型学校教育」の構築に向けたICTの活用に関する基本的な考え方が示されました。(以下一部抜粋)
- すべての子ども達の可能性を引き出す、個別最適な学びと共同的な学びを実現するためには、ICTは必要不可欠。
- これまでの実践とICTとを最適に組み合わせることで様々な課題を解決し、教育の質の向上につなげていくことが必要。
- ICTを活用すること自体が目的化しないよう留意し、PDCAサイクルを意識し、効果検証・分析を適切に行うことが重要であるとともに、健康面を含め、ICTが児童生徒に与える影響にも留意することが必要。
- ICTの全面的な活用により、学校の組織文化、教師に求められる資質・能力も変わっていく中で、society5.0時代にふさわしい学校の実現が必要。
また、令和3年2月12日に開催されたいの町総合教育会議において、「学校は、人と人とが語り合い、関わり合いながら社会性を培う」という基本のうえに、ICTを活用した教科の学びを行うことが望ましい。いの町は、菊池学園事業で心を育て、これからはICTの活用で知的な面も磨く両面を大切にしてほしい。子ども達の視力の低下など健康面への影響に配慮した活用を望む。などのご意見をいただきました。
この「GIGAスクール構想の実現に向けた計画」は、学校現場のICT化が急激に進むなかで、従来の優れた実践を基本とし、効果的にICTを活用した学びの実現を目指すものです。
最後に、子ども達がICTを適切・安全に使いこなすことができるように、学校と家庭、地域の連携が重要となりますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいします。
- 1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子どもを含め、多様な子ども達を誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する
これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す
GIGAスクール構想の実現に向けた計画
GIGAスクール構想の実現へ
https://www.mext.go.jp/content/20200625-mxt_syoto01-000003278_1.pdf
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