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町指定文化財


池内いけうちのヨネスかき

ヨネス柿(池ノ内肩抜)

所在地
いの町池ノ内
所有者
池上智(池ノ内肩抜)/ 宮崎秀身(池ノ内大ヅエ)
員数
各1
指定日
昭和43(1968)年1月15日
滅失日
平成7(1995)年9月6日
滅失を知った日
平成7年9月16日
届出日
平成7年9月25日
解除日
平成8(1996)年1月29日

「池ノ内の肩抜集落を峠の方へ上っていくと大きな柿の木が目に止まります。

これが『ヨネス柿』です。池ノ内地区には、たくさんの『ヨネス柿』がある中で、とりわけ大きいのはこの肩抜の1本と大ヅエの1本であります。2本とも町指定の文化財になっています。

肩抜の方は、幹の周りが根元で2.6m、目通り2.3m、樹高は11.5mそして枝が280uの地面を覆っています。大ヅエの木は、幹の周りが目通りで2.6m、樹高は14.0m、地上2.5mのところで大きく2つに分れ、約270uの地表を覆っています。

もともと柿は一般的に木質が脆く、折れやすいとされていますが、『ヨネス柿』は、よく今日まで永らえられたものだと思います。それは池ノ内地区内全体が小高い丘になっていて、その凹んだ位置に植わっていることから、台風や強風から守ることができ、損傷を受けなかったのが原因でしょう。また日当たりも良いので、樹勢は益々盛んです。

ところで『ヨネス柿』の由来を探りますと、今から約280年前、池ノ内に『池上米助』という人がいました。近郷の用先でたまたまこの柿を食べたところ、とても美味しくて味が忘れられず、翌春、枝を貰ってきて接木をしたというのが始まりで、誰言うとなく『米助柿』→『ヨネス柿』となったと伝えられています。以後、池ノ内地区は家ごとにといってよい程『ヨネス柿』を植えて作りましたので、一名『池ノ内柿』という別名もあります。

『ヨネス柿』は正式には登録された銘柄ではありません。甘柿の『木練り』の中に入るもので、実の大きさ、質、甘味、汁液など、いずれも最もすぐれた品種で、一度食べると誰もがその味の良さを激賞するといわれています。樹形もまことによく夏がくると枝や葉を一杯伸ばしますので涼しい木蔭の下で憩を取り、秋には沢山の実が成りますので人々を喜ばせてくれます。こんなに大きな柿の古木は県下にも少ないといえましょう。」(伊野町文化財と旧跡 昭和58年3月発行より)

なお、ヨネス柿(池ノ内大ヅエ)は、平成7(1995)年9月6日、老朽により倒木しました。これにより、池ノ内のヨネス柿は滅失しました。根元による倒木のため復元不能となり指定解除となりました(倒木時:胸高1.6m、胸囲2.25m、高さ13m)。

ヨネス柿(池ノ内大ヅエ)


 

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