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町指定文化財


吉井源太翁の製紙せいし用具類ようぐるい遺墨類いぼくるい同遺文どういぶん
所在地
紙の博物館
所有者
いの町
指定日
昭和39(1964)年10月15日

源太翁に関する遺品中、最も大切なものです。抄紙道具、簀桁等については、既に東京都の製紙博物館に出品寄託されていますので、その他のもので翁の時代に同家で使用されたもの、あるいは保管されていた遺品で、吉井家から町へ寄贈されたものであります。

昭和51〜62年に約11年かけて行われた整理が完了し、昭和63年3月3日に遺品類の報告を受けたため新たに、追加修正を加えています。また、新たに掛け軸やメダル等が発見されており、新たな文化財として大切に保存・保管が重要だと考えています。

1.製紙用具類
(1)
版木 21個
内容:罫紙製造用版木、製品表装紙用版木含、円筒型版木を含む。いずれも翁の考案によるもの。
(2)
くさ打棒 3個
(3)
切本 11個(1枚取、2枚取、また2枚取の片面のみなどあり)
(4)
製紙用簀 7個(材質はひご製、かや製)
(5)
製品包装用印
黒用−15個(片面用12個、両面用3個)
朱用−18個
(6)
藩政時代 手形札 12個
(翁が原料調査及び原料買集めのため、藩内
各地出向の際に交付されたものと思われる。)

版木

藩政時代 手形札


2.遺墨類
(1)

イ、紙本着色山水大軸 一幅(明治31年8月の作)
長さ 1775o、幅 945o
ロ、紙本着色富士の画横軸 一幅(万延元年8月10日作、伝山内容堂公の讃)長さ 450o、幅 620o
ハ、紙本着色富士の図横軸 一幅(明治36年8月の作、細川十洲潤次郎の讃あり)長さ 540o、幅 1180o
(2)
横綴画帖 1冊(表紙共41枚綴)  タテ 540o、ヨコ 390o
(3)
たんざく 9枚
(4)
落款 27個(片面用17個、両面用10個)

紙本着色富士の画横軸


3.遺文
(1)
製紙の改良研究に関する記録外雑記 14冊
内容:発明諸事、日本製紙論、紙の種類製造法、原料の産地、製紙原料増植願の件、日本紙製造改良法、和紙の規格、価格表、博覧会、共進会の件、米国博覧会出品の件、和紙製造工賃の件
(2)
日記 39冊
内容:明治10年翁52歳より、明治39年翁81歳まで
(3)
雑録
手帳35冊、はがき・絵はがき 箱分類5冊
内容:辞世俳句、旅行書簡綴、俳句、紙見本の説明文、土佐紙業組合、雑詠、旅行の覚、はがき、絵はがき

製紙の改良研究に
関する記録外雑記


4.遺品
(1)
吉井源太翁の関与した各種紙製品 65種類261枚
内容:三椏製美濃紙和印、薄葉小半紙合印、防寒紙、コッピ―紙二号地印等
(2)
すり込み版 3個
内容:月と雁、富士(小)、富士(大)
(3)
書画用具等 12個
内容:表札(木製)、筆立、すずり、絵具ざら、書画用具等

すり込み版 富士(大)


5.来信
(1)
手紙 44箱
内容:明治11年〜大正14年、年別不詳など
(2)
はがき 33箱
内容:明治14年〜大正9年、年別不詳、源太翁逝去に関するものなど
(3)
名刺 2箱
内容:高知県、四国、中国、東京、国外等県別分類
(4)
電報

5.雑
(1)
源太翁の審査した紙(各府県より共進会、博覧会等に出品したもの) 19袋
(2)
紙業試験場よりの寄贈 1袋
(3)
型紙外 2袋
内容:源太翁考察の型紙外、製紙関係の押葉

 

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