いの町、県指定文化財、土佐和紙「土佐典具帖紙」の本文へ
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県指定文化財


土佐とさ和紙わし土佐典具帖紙とさてんぐじょうし

技術保持者
土佐和紙技術保存会
指定日
昭和55(1980)年5月13日

土佐の雁皮紙は天正末期(1591)安芸三郎左衛門家友らによって創製された土佐七色紙がおこりで、御用紙として幕末まで保護されました。

明治になっていっそう製紙が盛んとなり謄写版原紙など新しい用途が開発されました。

土佐雁皮紙の原料は雁皮で非常に粘り強く細かくて短い繊維で、その性質を利用して版画用紙、特殊印刷用紙、日本画用紙、手芸用紙等に利用されています、極薄紙から厚紙まで漉き分ける技術は非常に難しいと言われています。指定当時は、加田の尾崎金俊さんが雁皮紙を漉いていました。現在は、土佐和紙技術保存会が技術を保存しています。


メモ

雁皮は瑞香料に属し、高さ2m余に成長する灌木です。種類も多く通常種のほかに、みやまがんぴ、こがんぴ、みやまこがんぴ、あおがんぴ等があります。その靭皮繊維は和紙原料として尊重されています。三椏繊維よりも細長くて強靭です。

雁皮は南部アジア、日本、太平洋諸島に野生し、我国では伊豆半島、和歌山、高知、九州各県に産します。一般に暖地によく生育します。雁皮は主として雑木林の雑木の間に生育し、太陽の直射を受けないところに多いです。花は7〜8月に開き、自生後3年くらいから採皮します。
(参考:加藤春治著「和紙」より)

土佐典具帖紙(左)と
薄様雁皮紙(右)


 

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