塩田伊野町長あいさつ

 合併協議会会長の塩田でございます。一言ごあいさつを申し上げます。

 13回という回数を重ね、合併協議会の委員の皆さまのご苦労をおかけいたしまして、今日、橋本知事さん、そして、西岡県議さんをお迎えして、合併協定の調印式が滞りなく終わることができました。本当にありがとうございました。

 これもひとえに、高知県知事、そして合併支援室の皆さまはもとより、それぞれの町村の議会議員の皆さま方のご指導を仰ぎながら、一つひとつ着実に協議を重ねてまいりました。委員の皆さまには本当に毎回毎回ご意見をいただき、真摯なご決定もいただきまして本当にありがとうございました。

 新しい「いの町」は、「豊かな自然と心に出会えるまち」サブテーマとして、「緑のダムと清流を後世の子どもたちに」、いかにも90パーセントが山林といった新しい町のすばらしいテーマだと思います。環境といった面の力、これが後世の子どもさんに残すべき我々の役割ではないかと考えております。

 そもそもこの合併と言った大きなテーマに取り組む背景には、三位一体、それも国から申しますと「骨太」といった改革でございます。それぞれの町村は遅かれ早かれ、今の状態で行きますと赤字団体に転落する危険性が多いにございます。そうすれば3つが一緒になることによって、それぞれのいいところを更に延ばし、自然を残していく。それによって新しい町が生き続けていく、そういった思いから合併といったことを判断をさせていただきました。

 皆さま方の本当に真摯なご協力によりまして、無事、協定が終わることを本当に心から感謝申し上げ、また、この新しい「いの町」を皆さん方と更にグレードアップをしてまいる所存でございます。是非とも、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、ごあいさつといたします。